2006年12月10日

小児ぜんそくの子が日頃注意すること

<雨の日に多い発作>

ぜんそくは漢字で「喘息」と書きますが文字通り、喘(あえ)ぎ苦しみながら、息をするという意味です。気管支が過敏になっているため、刺激が加わるとせきが続いたり、ぜいぜい、ヒューヒューというぜん鳴を繰り返したりする慢性的な病気です。

ぜんそくは、アレルギー型と感染型に大別されますが、子どもの場合はほとんどがアレルギー型です。その原因物質(抗原)は、室内のちりやダニ、花粉といった吸入抗原のほか、牛乳や卵などの食べ物が抗原になるケースもあるといいます。気密性の高い住宅で、カーペットを敷くといった住環境に、食生活の欧米化が重なって、小児ぜんそくが増えています。

このほか、大気汚染やストレスの影響もありますが、発作が誘発されやすいのが季節の変化です。特に秋は台風が来たり、寒冷前線の影響で天候が急に崩れたりして、発作が誘発されやすい子どもが多いようです。原因ははっきりしませんが、一般に雨の日の方が快晴の日より発作が多いようです。気圧や気温の変化が関係している、といえます。



<乾布摩擦を>

もちろん個人差はあります。例えば、台風が来る前に発作を起こす子どももいれば、天気が回復してから発作に襲われる子どももいます。天候には関係ないケースもあるでしょう。このように原因や誘因だけでなく、発作の頻度や出方、重症度もひとりひとり異なります。このため、治療法もその子どもに合った方法が必要になりますが、発作を起こさないように管理することが特に重視されます。原因や誘因を除去するとともに、最近は弱い薬を長期的に用いるといった予防的治療に移行しつつあるようです。それには、家族と本人の協力が欠かせません。掛かり付けの医師とよく相談して、その子どもに合った治療法で適切にぜんそくを管理することが大切となります。

ただし、家族があまり神経質になると、それが子どものストレスになって、発作につながりかねなないことも頭に入れましょう。家庭では過保護にしないで、できるだけ健康な子どもと同じように日常生活を送るよう心掛けてください。それとともに、乾布摩擦などの鍛錬療法や、呼吸筋を強くするぜんそく体操を行い、体を鍛えることも大切です。


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2006年12月08日

小児ぜんそくに用いられる薬物

<気管支拡張剤>

気管支を拡張し炎症を抑える作用があります。

(テオドール、ホクナリン、ベラチン)



<去痰剤>

痰の切れをよくし、痰を出しやすくします。

(ムコダイン、ムコサール、ビソルボン)



<抗アレルギー剤>

アレルギー反応を抑える薬です。

(トリルダン、アレジオン、オノン、インタール吸入液)



<ステロイド剤>

効果が高い反面、内服薬や点滴では副作用が強いので、短期間使用します。



<吸入ステロイド剤>

比較的副作用が少なく、全身的な副作用は出にくいようです。


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2006年12月07日

小児ぜんそくの治療法

これからの見通しですが、小児ぜんそくは適切な発作時治療と予防治療により、約70〜80%が思春期までに治っています。思春期までの波にのりおくれないようにぜんそくを上手にコントロールすることを目標にしましょう。またこの波に乗り遅れそうな人も20歳でも治ったという人がいるくらいですから、希望を捨てずに一層努力してください。したがってぜんそくは、治りやすい子供の時期の治療をできるだけ欲張って、より良い状態で治すことが重要となります。

これはどういうことかというと、発作が無くなったというだけでなく「呼吸機能」も普通の人と変わらない、さらに「気管支の過敏性」も普通の人と同じレベルまで改善しているという状態にまでなってもらうことが、長い目でみた予防治療の目標です。毎日毎日薬を忘れずに飲んだり使ったりというのは大変なことかもしれません。そのような努力は、より良い状態で治るための努力であり、これにより何十年かたったあとの再発率(大人になってまたぜんそくになってしまう率)を大きく低下させます。

したがって、小児ぜんそくの薬物治療は発作予防が基礎になりその内容は重症度により違ってきます。家庭での治療薬は、主に内服薬を用いたりする予防治療が主に行われます。病状により吸入薬も併用することがあるでしょう。発作を起こさないようにするために、数カ月から数年にかけて、予防薬を毎日続けて内服したり吸入します。


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2006年12月06日

自律神経 季節 心理的要因

交感神経と副交感神経が、気管支に2つの相反する命令を出します。交感神経は気管支を拡げる働きがあり、副交感神経は気管を狭める働きをするのです。当然のことながら、副交感神経が強く働く(気管支が狭められる)深夜から早朝にかけて、ぜんそくの発作が多くなります。

花粉、ダニ、気温の変化等々の原因で、春と秋の季節が1番目立ちます。冬はカゼ・インフルエンザ・肺炎等の原因で、ぜんそくの発作が起きやすくなります。また、気圧が下がったとき(台風の通過など)にも注意が必要です。

気道の広さが自律神経の影響を受ける以上、心理的な面が作用することは否定できません。
ぜんそくの子どもの特徴に、過剰適応、欲求の抑圧、失感情症的などの傾向が見られます。

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2006年12月04日

小児ぜんそくの遺伝的要因

アレルギー症状の遺伝確率は、両親が共にアレルギーである場合、子どもに60%くらい出ることが多いです。片親がアレルギーの場合で50%ほど。両親ともにアレルギーでない場合は20%くらいといわれています。
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2006年12月02日

小児ぜんそくとアレルギー反応

原因の一つとしてアレルギーが挙げられています。アレルギー反応が気管支で起きてぜんそく発作を誘発するという仕組みです。
しかし、いつもと同じホコリ等のアレルゲンを吸い込んでいるのに、発作が出たり出なかったりするなどアレルギー反応だけが原因とは言えない面も。

アレルゲンは家塵、ホコリ、ダニ、カビ、ウイルス、ペット、薬物、花粉、食物アレルギーなど多数あります。
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2006年12月01日

小児ぜんそくとは

ぜんそく(ぜんそく)は,「気管支の過敏性」のため,気管支が収縮して起こるものです。発作的におこり、何度か繰り返します。症状は「せき」と「ヒューヒュー」とか「ゼロゼロ、ゼーゼー」で呼吸が苦しくなるのが一般的。ぜんそく発作時に呼吸困難がすすみ、治療しなければ窒息などで死亡することがありますので、小児科専門医の適切な指導のもとに予防治療を含めた継続治療が必要となる病気でしょう。

ぜんそくの原因は皆同じではなく個々のお子さんで多少異なり、また1人の患者さんで複数の原因が存在するケースが見受けられます。多くの方は、アレルギーが原因の1つとしておこります。アレルギーの誘因(アレルゲン)としてダニやハウスダスト(家塵)、動物(ネコ、イヌ)のフケや毛、カビ、花粉、食物などがあります。最近は血液検査でこれらのアレルゲンにアレルギーをもっているかどうかが調べられるようになりました。検査でアレルゲンが判明した方は特に、ぜんそく発作の誘因を減らすために、そのアレルゲンを家庭周囲の環境から除去する努力が必要です。

たとえばダニの場合には、じゅうたんはよく掃除機をかけていても、板の間にくらべダニの数が100倍くらいたくさんかくれていますので、じゅうたんの使用はさけ、中止することが大切です。ふとんにもダニがたくさんいますのでこまめに干すことが必要ですが、干すだけではダメ。ダニの死骸や糞は誘因になりますので、干したあと掃除機でアレルゲンを吸い取るようにすることが必要となります。
また、動物はぜんそくには悪いので動物にアレルギーのある方のみならず、ぜんそくのお子さんのいる家庭では動物を飼うことはさけましょう。

その他に、運動・感冒などの感染・天候の変化・大気汚染・たばこの煙・緊張や精神的ストレスなどが原因となることが多いので少し複雑です。しかし、明らかなことはこれらの原因がかさなるとよりひどい発作にむすびつくこと。

運動はぜんそくの安定期には鍛練治療として効果的ですが、不定期には発作の原因になりマイナスに働きますので、小児科医師の指導のもとに運動量を決めることが必要です。

posted by 予防 at 22:19 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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